お祭りは人のこころをひとつにします

先日、成田市土屋の新しい山車のお披露目に参加させていただいてきました。

成田は国際空港のある国際都市であるばかりではなく、観光都市、宗教都市でもあるので様々なイベントが目白押しです。その中でも成田祇園祭りは、本当に盛んです。見ているだけでも「粋さ」がつたわってきます。街中がお祭りに受かってもりあがっていくのを感じます。

成田市のホームページでも以下のように紹介されています。

成田に夏の到来を告げる「成田祇園祭」は、成田山新勝寺のご本尊「不動明王」の本地仏である「奥の院大日如来」の祭礼「成田山祇園会(ぎおんえ)」に併せて開催されてきました。成田っ子は祇園祭が近づくと、居ても立ってもいられないほどです。

公共のホームページでここまで書かれるというのはすごいことですね?

今回の土屋の山車は、3年もの月日と何千万円もの浄財をかけて作られたのだそうです。

山車からはヤマトタケルの尊がせりあがりで出てくるようになっています。かっこいいです。

土屋のお披露目では、成田祇園祭の関係の方がたくさん集まっていらっしゃいました。お囃子も出て、半月早くお祭りが来てしまった感じでした。満面の 笑みの土屋のご関係のみなさまからも、成田の市長さんをはじめとする来賓の方々からのごあいさつからも、新しい山車ができた喜びとお祝いの気持ちが直に伝 わってきました。

携帯で撮った粗い動画ですが、お囃子の雰囲気を感じていただければ幸いです。

当日のお囃子のビデオ @ YouTube

私のような者が言うのも僭越ですが、成田は祭りを通して街がひとつになります。

土屋の町内の方全員が「こころをひとつ」にして新山車の建造にいそしんだと、ある方がごあいさつでおっしゃってました。

本当にそのとおりです。

21世紀の地域が元気で永続するためには、実はこうしたお祭りはとても大事なのだと改めて感じました。お祭りでは地域の人すべてがひとつになるので、その絆を深く確認できます。その絆が地域を元気にしているのではないでしょうか?

今回のお披露目の中でも、「途中には困難がさまざまあったけれども、新しい、次の世代へ伝統を伝えていくために、新山車の建造に協力することにした」とある方がおっしゃっていました。

その意味でも祭りを大事し、地元の次の世代が繁栄していくお手伝いをもっとしなければならないと感じた日でありました。

もっともっと手前味噌で恐縮ですが、この山車の入る小屋は弊社で作らせていただきました。土屋区のみなさま、本当にありがとうございました。


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